はむはむエンジニアぶろぐ

このブログのコンセプトは"ハッキングの為なら愛する家族を傷つけることをいとわない" 自分にとってエンジニアリングは "手段ではなく生きる目的" である

【書評】最強英語脳を作る

英語に限らず、何かをマスターするには大切なメソッドが詰まっていた。
大量のインプットと下手くそでもいいのでアウトプットすることが大事。
学習がうまくいかないときは、脳に負荷をかける為の自分への無茶振りをもっとやっていこうと思った。

序章 英語の現場は過酷なものである

生の躍動としての言語

脳には、自分ができないことができるようになると嬉しくなる「ドーパミン系」と呼ばれるシステムが有る。
このシステムが言語学習を推し進める動機になり、ドーパミンを出し続けることで良い循環になる。

英語を学ぶというより、英語を生きることが大事。
どんどん先へ進んでいくこと。

第1章 最高のものに目標を定める

テッドカンファレンスが教えてくれた「正しい英語など無い」

英語はもはやグローバルな言語なので、「正しい英語」というものはない。
地域によって発音やなまりも違う。
テッドカンファレンスでは、様々な国の人が喋っていたが、なまりを気にせず伝えたいことを伝える姿勢である。

「無茶振り」のすすめ

日本人は、人前で間違うことを恥じる文化的な問題がある。
その為、外国語取得の邪魔になっている。
それから、完璧主義というものも障害になっている。

分からないなら分からないなりに進めていくのが大事。

  • 羞恥心を捨てる
  • 完璧主義を捨てる
  • 無茶振りをする

いきなりハードルが高いものに触れることが必要。

自分には無理だと思うことを、自分に課すことが大切。
ハードルを乗り越えることで、脳が成長する。

忘れられない日米学生会議での「無茶振り」

言語の背景となっている、文化的なところも理解できるほど言語習得レベルが上っていく。
英語を学ぶということは、英語の考え方(マインド・セット)を学ぶことでもある。

自分ができるかどうかもわからないことに挑戦し成功すると「報酬系」と呼ばれる神経伝達物質の「ドーパミン」が出る。
失敗と成功が入り交じった挑戦の際にドーパミンが最も効率よく放出される。

第2章 「マインド・セット」を理解する

マインド・セットとは何か

英語圏は、コモンセンスを大事にする。
その時々にあったやり方で好いという考え方。
この考え方を理解しないと、英語を理解できない。

第4章 人工知能は怖くない

人工知能に学ぶ外国語学習

アルファ碁のポリシーネットワークでは、ひたすら過去の上級者の囲碁の棋譜をひたすら読み込み上級者のパターンを覚えてそこから絞込みをする。
これを英語学習に当てはめると、ひたすら良い英語を聞く(ヒアリングマラソン)・読むということにあたる。
これを繰り返し、英語のパターンを覚えていく。

良い英語をたくさん読んだり聞いたりしないと、良い英語がどういうものかわからない。

インプットだけでなく、大量に話して書いて間違っていたところをフィードバックを受けるのが大事。
単純な学習の積み重ねであるが、すごい領域に行くために大切なことである。

「いい英文」とは何か

世の中的に名文と呼ばれているようなものを信じて読む。

学習のルーチンは、自分の解答と正解との誤差から学んでそれを修正していく。
集中して一つのことを繰り返し場数を踏む事が大事。

人工知能も同じことをやっている。

サイレント・ピリオド(沈黙の期間)

言語取得において、サイレント・ピリオドと言うものがある。
聞いたり、読んだり受け身のことをやっている時期。
子供も親が話しているのを聞いているだけで、自分が話し出すまで時間がかかる。

すぐにアウトプットできなくても、サイレント・ピリオドだと思って聞いたり、読んだりすることが大切。

下手くそな時期を我慢しないとうまくならない

アウトプットは道具的学習である。
これをしないと学習は身につかない。
サイレント・ピリオドは、道具的学習の準備期間。

サイレント・ピリオドを超えるだけのインプット量は個人差があるので、諦めずに続ける。

言語習得遺伝子

自分が一回使ってきちんと通じたフレーズは忘れない。
記憶は、感情が揺さぶられたときの出来事を強く記憶する。
例えば、9・11 同時多発テロのニュースを始めてみた場所を覚えているが、前日のことは覚えていない。

言語習得はオープンエンド

オープンエンドとは、100点満点がない。
終わりが無いので、どこから始めてもいいし分からないことがあるのは普通のことである。
ネイティブでも分からないことがたくあんある。

分からないことが分かるようになるのはモチベーションに繋がる。
脳のドーパミン系は、自分ができないことができるようになると嬉しい。
オープンエンドの英語学習は、一生ドーパミンを出し続けることが可能。

第5章 英語脳の正しい作り方

望ましい困難

認知科学に「望ましい困難」という概念がある。
才能を開花するためには、ある程度困難があったほうがよい。

アインシュタインは、言語習得が苦手だったがゆえにイメージで考えるようになった。

英語の取得は、日本人にとって困難である。
しかし、乗り越えると脳の成長のきっかけになる。

心の理論

相手の心を読み取る能力のことを「心の理論」という。

ドラマで心情を理解したり共感しながら聞く。
身振り手振りを取り入れるとよいという考え方もある。

なるべく感情を含めた前進表現にしていったほうが、言語が定着しやすい。
赤ちゃんや子供はそういうルートを通じて言語を獲得している。

言語を取得するというのは、スポーツや音楽を演奏することに近い。
自分のイメージがちゃんと外に出るかどうか。
喋ったり書いたりして自分の体を道具として道具的学習をしないと学習できない。

英語脳の正しい作り方

記憶というのはある程度、負荷をかけないとダメ。
ダラダラやってしまいがち。
ある程度、タイムプレッシャーを与えて覚えていかないといけない。
脳は基本的に怠けようとするので、自分にプレッシャーを掛けるのが大事。