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【書評】どんな本でも大量に読める「速読」の本

なぜ、速く読むことができないのか?どうやったら速く読めるのか?という疑問に答えてくれる本だった。
脳の仕組み的に理にかなった速読法だと思う。
速く読むことが目的ではないので、効率的に本のノウハウを獲得することができる。

はじめに

ことわざや専門用語を一瞬見て意味を理解できたのであれば、速読できたことになる。
見てわからなかったのであれば、言葉を知らなかったり馴染みが薄いということ。
私達が何かを読むときに、これまで蓄積してきた知識や情報、経験などの「ストック」を使って読んでいる。

読む速さは、ストックの量や質に依存する。
読む本に対して、前提知識やこれまでにどれだけ本を読んできた経験があるかといったストックが問われる。

1章 内容を知っているから速く読める

いつでも本を読めるように持ち歩く。

  • よく知っている内容の本は速く読める
  • ある分野の本の内容を繰り返し読んでいると速く読める
  • 1回読んだ本を読み直すと1回目より速く読める

速読技術を身に着けても難しい本を速く読めるようにはならない。
前提知識が大事。

速読のポイントは「読む」のではなく「見る」こと。
専門用語を見るだけで理解できるなら速読していることになる。

見るだけで理解出来るようになるには、その本に対するストックが必要となる。
ストック = 知識・情報・経験
ストックが多ければ本を早く読める。

リラックスして視野を広く保ち本を読み先へ先へ読み進めるのが大事。

  • 音読するのをやめる
  • 分からないことを分かろうとするのをやめる

理解するのは後回しで、一旦読み切る。
その本を繰り返し読むことで、知識が蓄積され2周目には分からない事が分かるようになっていることもある。

2章 高速大量回転法で速読を実現

速読力 = 速読技術 ✕ ストック

<高速大量回転>
1.目次や見出し、まえがき・あとがきなどに絞り込んで読む
2.見出し、キーワードなどに対象を絞って拾い読みする

目次や見出し、まえがき・あとがきは、まず3回繰り返しよめばよい。

繰り返していくことで、徐々に細かい内容に入ることができる。

  • 速く読むから理解できる
  • 1回目よりも2回目のほうが速く読める

速く読むから理解できる

1週間もかけて本を読んでいては、最初の方に書かれていた内容を忘れ本全体の流れを見失ってしまう。
わからないところを何度も繰り返して読むより、とりあえず流れをつかむことで理解できることもある。
ゆっくり読んだからと言って、理解が進んだり深くなるとは限らない。

プレゼンでも最初に大枠を示したほうが、理解しやすかったりする。
最初に細かいところを読み込んでも理解が浅くなってしまう。

最初に目次や見出し、まえがき・あとがきに絞って読むのは、全体構造を把握するため。

1回目よりも2回目のほうが速く読める

1回目より2回目のほうが本の言葉や構成に馴染むので、速く読める。
本を1回読んで終わりという捉え方をすると、わからないところを理解しようとして同じところを何度も読み返してしまい集中力が切れてしまう。
もう一度読むという前提で、わかろうとしないで読み進めること。

同じ分野の本を何冊も同時読みsたり、いきなり専門書に入らず入門書から入るといった読書法はストックを効率的に蓄積できる。

3章 30分あればどんな本でも速読できる

本を読むときは、少なくとも30分取っておく。
2回3回とあえて読んでいくことで、新たな発見がかならず見つかる。

第1に目次を読む

範囲や対象を絞ること。
速読には、ストックなので効率的にストックを貯める。

  • 目次
  • 章タイトルや小見出し

目次だけで5~10回転する。
2分程で読み終わるはず。
わからないことがあっても、読み進めるのが大事。
わかるところと、わからないところを切り分けをしておく。

文字は、もともと人間が声に出し音だったものを形にしたもの。
発音経験がある言葉は、音を思い出して理解できる。
1回も音にしたことがない言葉を見るだけで理解できない。
わからないところは、あえて音読すると毎回、音読する必要がなくなる。


第2にまえがき・あとがきを読む

目次を読み込んだ後に、まえがき・あとがきに入る。
最初から本文に入らずにまえがき・あとがきから入るのは、その本の伝えたいことが要約されているため。

本文を効率的に読むためにストックを蓄積できる。

これまで通りに、わかるわからないを切り分けて繰り返し読む。
見出しなどがついていれば、まずは見出しに絞って読んだり対象を絞ると高速回転が楽になる。
先程、目次を読んでストックが蓄積されてるのでまえがき・あとがきも速く読めるようになっている。
5分程で、10回転させる。

本を読んだといえる状態は、要約が言えることである。
本文を読まずして、要約できるようになっているはず。


第3に本文を読む

いきなり本文全体を読むのではなく、対象を絞込み徐々に広げていく。
分厚い本でも見出しから読むことで、読み進めるハードルが下がる。

本の内容について、批判的に読んだり論理的に考えたりするのは後回しにして、まずは本の主張を受け止める。

見出しに絞って、5分程で3回転させる。
これで、かなりのストックが蓄積されたのでほんの重要なポイントも見極めれるようになっている。
ここまでで、前半の15分を使用する。

残りの15分で本文を読む。
いきなり最初から読むのではなく、徐々に対象を広げる。
キーワードや重要そうなところを中心に読んでいく。

ポイントが「全体」と「部分」を往復すること。
キーワードなど部分的なところを読み進めた後に、目次に戻ってみるとその本の主張をより深く理解できることもある。

30分で読み終わらなかったとしても、読んでみてわかったこととわからなかったことを振り返る。
難しすぎる内容は、今の自分にあっていないかもしれない。