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はむはむエンジニアぶろぐ

このブログのコンセプトは"ハッキングの為なら愛する家族を傷つけることをいとわない" 自分にとってエンジニアリングは "手段ではなく生きる目的" である

【書評】ジョコビッチの生まれ変わる食事

ジョコビッチさんの生い立ちから、世界1位の選手になった食事法、思考方法などがまとまっている。
過酷すぎる環境でもトレーニングを続け、素晴らしい結果を残しているので心に響くものがあった。
食事は、とくに小麦を断つのが大事だと改めて思う。

序文

人が行いうる最高のパフォーマンスのことを「ピーク・ヒューマン・パフォーマンス」という。
才能と勇気、断固たる決意、徹底した邪魔な要素の排除 どれ一つも書くことができない。
そこにたどり着くには、肉体的にも精神的にもハードルを超えていかなければならない。

人類史で最も普遍的な食材である小麦は精神や肉体の両面で、才能や実力を発揮する妨げになっている。
小麦は消化器官を劣化させ、炎症を引き起こす。
更には、精神疾患や学習障害を悪化させることさえある。
そして、特有の食用増進作用で肥満を促してしまう。

つまり、思考や肉体に悪影響を与えている。

序章 私を生まれ変わらせた食事

ほとんどの人は6歳で人生で何をしたいのか決めることはないと思う。
しかし、ジョコビッチは6歳で世界一の選手になることを決めた。
セルビアでは、テニスはマイナースポーツであったが、ウィンブルドン大会優勝という自分が何よりも欲しいものを悟った。

その後練習を重ね、プロになったが体調不良でなかなか勝ち進めないでいた。
毎日ハードなトレーニングをしていたが、試合中に体調不良になる。
ジョコビッチのトレーニング方法は間違っていなかったが食事が間違っていた。

食事を変えただけで、体のキレが良くなり精神が研ぎ澄まされ活力がみなぎるようになった。
やったことは、グルテン(小麦に含まれるタンパク質)を数日排除した。
2週間排除しただけで、大きな違いが生まれた。

毎日、3〜5時間ハードなトレーニングを課してきたが体調は安定しなかった。
体に良くないものを食べると体内に炎症を引き起こしてしまう。
鼻詰まりや、関節痛、内臓の痙攣など。
転んで、頭を打ったら腫れ上がって痛むはずだが、体に良くないものを食べるとこのように目には見えない痛みが発生している。

正しい食事とストレス制御のテクニックを組み合わせることで、肉体と指向の機能を著しく向上させる。
リラックスし集中力を高め人生全体をコントロールできるようになる。
食事を正すことで、朝の目覚めも良くなるし体の悲鳴に耳を傾けることができる。
体に良くないものを食べた時に、分かるようになる。

第1章 バックハンドと防空壕

ジョコビッチは毎日、学校が終わると友達と遊びに行かず、毎日練習していた。
基本的なスキルを歩くのと同じように自然にできるまで何度も繰り返した。
しかし、そんな時にセルビアに戦争がやってきた。
当時は、毎日が死と隣り合わせだった。

だが、戦争中に脅威に晒されながらもジョコビッチは練習をやめなかった。
空襲の跡地やネットなしの環境、破壊されたコンクリートの上で練習することもあった。
ジョコビッチのテニスに対する愛情は凄まじかった。
戦争時もテニスを楽しんでいた。

戦争下で育ったことで、教訓を得た。
オープンマインドで新しい手段を求めることをやめてはいけないということ。
共産主義体制下で叩き込まれた思考回路は、考え方も生き方も食べるメニューも一つしか無いと思いこんでしまうというもの。

第2章 夢を叶えた私の食事

食事を変えてたった1年で世界1位の選手になれた。

第3章 オープンマインドになるだけで体は変わる

ジョコビッチは、グルテン不耐症だった。
両親はピザ屋でいつもピザを食べていた。

共産主義体制下で暮らしていると、やり方は一つしか無いという考えを受け入れるしか無い。
セルビアの食事はパンが中心である。

テニスをすることで一番のメリットは、海外を旅する機会があること。
他の文化を目にすることで、さらに開かれた思考を手に入れることができた。
共産主義体制下だと、オープンマインドになれない。

どの食べ物が体に合うか分かるのは自分自身だけである。
2週間、小麦を食べないだけで体に変化があった。
体が軽くなり、活力が湧いてくる。
過剰な食欲がなくなり、目覚めも良くなった。

第4章 あなたの動きと思考を邪魔するもの

正しい食事を選ぶということは、肉体的だけでなく忍耐力、集中力、ポジティブシンキングにもつながる。
望んでいる最高の自分になりたいのであれば、まずは食事から変えよう。
あなたにとって最悪の敗北は失敗することではなく、やろうとしないでムリと決めつけることである。

グルテンは、小麦やライ麦、大麦、穀物などに含まれているタンパク質である。

<グルテンを保有する食物>

  • パン
  • マフェイン
  • ハンバーガー
  • トルティーヤ
  • パスタ
  • ケーキ
  • ドーナツ
  • パイの皮
  • クラッカー
  • シリアル
  • コーンフレーク
  • ビール

最近の小麦は遺伝子組み換えをしているので人体に与えるダメージが大きい。

一部の人の肉体はグルテンを全く消化できないので、大きいダメージを受ける。
グルテンを受け付けられない反応を起こすものをセリアック病という。
そのような人は、グルテンを少量摂取しただけで、数日間体調不良になってしまう。

我々の摂取するカロリーの20%は小麦から来ている。
恒常的なグルテン反応を起こしているかもしれない。
疲労、気弱、注意散漫。

小麦はいたるところに隠れているので気をつける必要がある。
小麦による体調劣化の発症は5時間以上かかる。
小麦を直接摂取していなくても、調理法によっては混在する。
サラダのクルトンや、フライドポテトも¥、唐揚げなども小麦が使われている。
隠れた小麦を見つけるのは難しいが、人工の調理された物をなるべく取らないようにすればよい。

血糖値を一日中安定したレベルに保つことで集中力を高められる。
血糖値を調整するホルモンであるインシュリンを狂わせる食べ物を排除することが大事。
血糖値が安定していると、体に脂肪が蓄積しない。
過剰な食欲もなくなる。
血糖値は糖分が多い甘い食べ物を食べると、上がってしまう。
しかし、甘い食べ物より小麦のほうが血糖値を上昇させる。

血糖値が高ければ高いほど、大量のインシュリンが必要になる。
これが慢性化すると糖尿病になる。

食事からグルテンを取り除けば、グルテンの副作用もなくなるし血糖値のコントロールも簡単になる。
グルテンを体内に取り入れてしまった症状は、二日酔いと同じである。

乳製品も除外するとよい。
ラクトース不耐症は、乳製品に含まれているラストークを分解できない。
牛乳、ミルク、チーズ、アイスといった乳製品をやめる。

第5章 食事に関する私のルール

食物は情報である。
摂取する食べ物は、何らかの変化を体にもたらす。

ゆっくりと意識的に食べること。
胃の消化スピードを上回るスピードで食事すると、消化が追いつかず満腹になるのが遅くなる。
それから、唾液に含まれる酵素が食物を分解しないので胃が本来しなくてもよい仕事が増える。
よく食物を噛むことで、胃が食物を消化する準備ができる。

普段、口にする食物は殺虫剤や防腐剤がまかれていることが多い。
このような化学製品が体内に入ると、体は体重を増やせとシグナルを送る。

オーガニックの食物は、投資する価値がある。

体が健康であれば、悪い食べ物を食べた時に分かるようになる。
眠気、消化不良、疲れなど。
長期間、悪いものを摂っていると糖尿病などの病気になる。

胃は炭水化物とタンパク質を別個で消化する。
肉のタンパク質と炭水化物を同時に摂取すれば胃に負担がかかるので、分けて食べたほうがよい。
20分の間隔を分けて食べる。

第6章 圧倒的成果を出す思考のトレーニング

穀粒脳(グレイン・ブレイン): グルテンを含む食物は、うつ病や無気力、痴呆といった影響を与える。
西洋医学などは、病院に行って頭痛薬をもらっても根本的問題の解決になっていない。

人生はオープンマインド(思考と心が開かれている)と進化できる。
インターネットの情報を鵜呑みにしてはいけない。
証明された情報と新しい情報、両方を精査することが大切。
ときには、自分で試し自問し自分自身の答えを見つけなければならない。

体はきちんとケアしていないと、シグナルを送ってくる。
病気や疲れ、痛みなど。
このシグナルに対して自問する必要がある。

気分が乗ってこない時はどうするか?
マインドフルネスを行う。
今の考えをあるがままに客観的に受け入れる。
瞑想の時間をちゃんと確保する。

私たちは得るもので生活するが、与えることで人生をつくる。
周囲の人達に与えれば与えるほど、人生は豊かになる。

第7章 誰でもできるフィットネスプラン

ジョコビッチは1日16時間起きているが、そのうち14時間はテニスに関わることをしている。
テニス、トレーニング、食事。
世界最強のアスリートと戦って、ナンバーワンになるにはそれだけの努力が必要である。
常日頃から、準備をしておく必要がある。

解説 小麦断ちが効果があるわけ

グルテンを体内に取り入れると、委譲な食欲亢進につながる。
食欲を我慢すると禁断症状のようなものを発症し、パフォーマンスを著しく下げる。

脳は燃料に糖とケトン体を使用する。
ケトン体をエネルギー源にすると、脳と肉体のパフォーマンスが向上する。

朝、コーヒーにココナッツオイルを少々入れて飲むとよい。
ケトン体の作用が最大になると食欲も抑えれる。

はちみつは、砂糖と比べて血糖値は上がりにくい。

近年の小麦は、品種改良により人間の体制限度を超えている。
そのため急激に血糖値を上げパフォーマンスを下げてしまう。